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家づくりのヒント

家づくりには欠かせない!マネープランの進め方

こんにちは!アドバイザーの廣瀬です☺

 

以前の記事で、ハウジングこまちカウンターに寄せられる最も多い質問として

「家づくりの進め方」についてざっくりと説明しましたが(詳しくはこちら)、

それと同じくらい多い質問が「家づくりのお金のこと」についてです。

 

「家づくりをするにはどれくらいお金が掛かるのか」というのは気になりますよね。

せっかくご家族の理想をたーっぷりと詰め込んだ✨憧れのマイホーム✨を手に入れても、

日々の生活がキツキツになっては本末転倒・・😨といっても過言ではありません。

もちろん、暗い話をしたいわけでは決してありませんのでご安心ください🤗!

家は”建てるのが目的”ではなく、“暮らしを豊かにするためのもの”だということを見失わないように、

ほんの少し立ち止まって、家づくり以外のお金のことも意識しながら進めてみませんか?というご提案です!

 

てなわけで、今回は「家づくりを考える際に欠かせないマネープラン」について、

実際のハウジングこまちカウンターでの接客事例を交えて、

できる限りわかりやすく書いていきたいと思います!

 

この記事の内容をざっくり言うと・・・

家づくりを考える際に欠かせないのがマネープランをご紹介
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人生の「三大支出」を知っていますか?

ところで皆さん突然ですが、

人生の「三大支出」と呼ばれるものをご存じですか?

ズバリ、住宅費・教育費・老後生活費の3つが、

私たちが暮らしていくなかで最も大きな支出と言われています

 

住宅費とはもちろん、住宅にかかる費用。

マンションを購入したり賃貸したりする費用はもちろんのこと、

皆さんが今まさにお考えのようにマイホームを新築する場合の、

住宅ローンもこの項目に含まれます。

 

教育費も言うまでもないですね。

お子様が生まれて成長するにつれて、子育て、習い事、部活動、

あるいは大学生まで進まれれば1人暮らしの仕送りなども必要になるでしょう。

 

老後の生活費も忘れずに。

基本的な光熱費や食費をはじめとして、医療関係や交通費などもしっかりと見積もっておくと安心です。

 

住宅ローンの話に入る前に、

この人生の三大支出がおおむねどのくらいかかるのか、ざっくりと把握しておきましょう。

もちろん、各家庭によって状況は様々ですが、

下記に一例を記載しますので、参考までにご覧ください。

 

人生の三大支出①住宅費

頭金(自己資金) 700万円
住宅ローン総返済額 3,726万円
住居費(税金・日常的な修繕費) 1,000万円
リフォーム・増改築費 1,000万円
合計 6,426万円

※夫32歳・妻30歳の時に建てた家に、その後50年間住み続けた場合

※2,800万円を借り入れ、金利2%・元利均等返済・30年で返済

 

人生の三大支出②教育費

私立コース 公立コース
幼稚園(私立) 149万円 幼稚園(公立) 67万円
小学校(公立) 193万円 小学校(公立) 193万円
中学校(私立) 402万円 中学校(公立) 145万円
高校(私立) 299万円 高校(公立) 123万円
大学(私立) 390万円 大学(公立) 243万円
大学時生活費仕送り 380万円 大学時生活費仕送り 380万円
合計 1,813万円 合計 1,151万円

※2人の子どもがいて、1人が公立コース、1人が私立コースに進んだ場合

※塾などの学校外教育費を含む金額。文部科学省「子供の学習費調査」、「学生納付金調査」を参考

 

人生の三大支出③老後生活費

食費※年額平均76.92万円×25年 1,923万円
水道・光熱費※年額平均22.44万円×25年 561万円
保険医療費※年額平均18.6万円×25年 465万円
教育娯楽費※年額平均34.08万円×25年 852万円
交通通信費※年額平均35.26万円×25年 882万円
その他生活費※年額平均100.32万円×25年 2,502万円
合計 7,191万円

 

これらはあくまで一例ですが、生涯の支出としてはこの3つが大きなものになります。

家づくりは人生で一番高い買い物とよく言われたりしますが、

人生全体のマネープランの中でも、特にしっかり考えるべき項目なのは間違いありません。

 

 

マネープランの一例をご紹介!

さて、その重要性をわかっていただいたところで、

ここからは住宅にまつわる具体的なお金のプランニングの仕方を紹介します!

 

ハウジングこまちカウンターでは、住宅費のプランニングにあたって、

次の5ステップで確認していくことをおすすめしています。

①返済可能額を計算

②ローンの返済期間を決める

③ローンの借り入れ金額を計算

④自己資金を検討

⑤家づくりの総予算(目安)を決める

 

後ほど1つずつ詳しく見ていきますが、

ここでのポイントは「総額」よりも「月々の支払い」から考えていくこと💡

というのも、現在の家賃や生活レベルをベースにして考えた方が無理のない計画ができるからです。

根拠のない総額予算を建てるのは難しく、かつ危険です⚠

この記事では、なるべく具体的なイメージをつかめるように、

実際にハウジングこまちカウンターにご来店いただいたY様の事例をご紹介しながら、

どういう金額になるのかという例も記載していきます。

 

Y様は、月刊Komachiを読んでハウジングこまちカウンターを知り、ご来店くださいました。

私と同世代のご夫婦で、奥様はお子さまとのパン屋さん巡りが趣味だという、とってもキュートな方でした☺

 

・ご主人 34歳、年収450万円

・奥様 32歳、年収100万円(パート)

・お子さま 長女4歳、長男2歳

・現在の家賃7万円

・住宅用貯金月2万円(ボーナス時+3万円/年2回)

・貯金500万円程度(住居用貯金を含む)

・親御さんからの資金援助500万円

 

※補足

「住宅用貯金」とは、Y様ご夫婦がご結婚後”マイホームのために”毎月2万円の貯金をしてきたという意味。

なので、ご夫婦は毎月9万円(家賃7万円+住宅用貯金2万円)を、住宅のために支出してきたということになります。(ボーナス月は+3万円)

 

それでは、Y様の事例と一緒に、各ステップを1つずつ見ていきましょう!

 

 

①返済可能額を計算

まず始めに毎月の返済可能額を算出しましょう。

無理のない返済金額のイメージをつかむことによって、難しい印象のマネープランがぐっと身近に感じられるはず。

 

毎月の返済額を考える際には、年収に対する返済負担率(年収における住居費の割合)を意識しましょう。

住宅費を世帯収入の20%~25%以内にするのが理想と言われています。

 

つまり計算式は、、、

世帯年収×返済負担率20%(もしくは25%)÷12か月

となりますね。

 

たとえばY様の場合、

550万円×0.2÷12か月=9.2万円(25%の場合は 550×0.25÷12=11.5万円)

となり、9.2万円~11.4万円の間であれば無理のない返済計画といえるでしょう。

 

ちなみに別のアプローチとして、現在の生活水準から算定するやり方もあります。

こちらも同時に把握しておくと、今現在の支出との比較で検討しやすいかもしれませんね。

この場合、計算式は

(現在の家賃×12か月)+(住宅用貯金×12か月+ボーナス時住宅用貯金額)÷12ヶ月

です。

計算式にするとなんだかややこしいのですが、

これは単純に 年間に住居費(家賃+住居用貯金)に掛けられる金額の合計を12か月で割った だけ。

 

Y様の場合ですと、

(7万円×12か月)+(2万円×12か月+6万円)÷12か月=9.5万円

となり、月々住居費に充てられる金額は9.5万円。

収入に対して負担率20.7%となりますので、理想に近い金額と言っていいでしょう。

 

このように、アプローチの仕方はいくつかありますが、

基本的には住宅費が収入の20~25%に収まるのが理想ということを念頭に置いておけば大丈夫です!

 

 

②ローンの返済期間を決める

次はローンの返済期間について検討します。

一般的には、定年までに住宅ローンの返済が終わると

老後の生活も安心して送れるため、定年をゴールとして考えて、、、

定年-ご自身の年齢=返済期間

という計算式で考えます。

 

たとえばY様の場合ですと、

65歳-34歳=31年

となります。

 

ご夫婦は当初、20年でローンを組もうと考えおられたのですが、

私たちハウジングこまちカウンターでは35年の返済期間をご提案しました。

返済期間が長くなることで総支払額が多くなってしまうというデメリットはありますが、

現状金利が低いことと、お子さまの成長に伴った支出や、健康面でのリスク軽減を考慮したときに、

最長の35年でローンを組む方がY様にとってメリットがあると思ったためです。

(この辺のローンのお話はまた別記事で触れたいと思います💡)

 

丁寧にご説明させていただいたところ、Y様ご夫婦も「それがいい!」と言ってくださり、

実際に35年でローンを組まれる計画になりました。

 

とはいえ、それぞれのご家庭でさまざまな事情がありますので、

気がかりなことは専門の知識をもつプロフェッショナルに一度ご相談することをオススメします。

もちろん、ハウジングこまちカウンターのスタッフにご相談いただいてもOK!

私たちが喜んでお手伝いいたします🤗

 

 

③ローンの借り入れ金額を計算する

返済可能額と返済期間を算出できたら次は借入金額を計算しましょう。

つまり、銀行からいくら借りるのかということになります。

 

※ちなみに・・

金融機関からMAXでいくら借り入れられるかというと、

現在の収入の返済負担率35%程度が限度だと言われています。

①のステップでは、収入の20~25%を住宅費に充てる計算でしたから、

ここでは限界までの数値にはなりませんが、ご参考までに。

 

さて、住宅ローンに限らずですが、

お金を借りる際には必ず「金利」というものが発生します。

借り入れ金額を計算するには、①で出した返済可能額と②のローン借り入れ期間と下記の表を用います。

 

※プランなどの条件により数値が変動する場合がありますので、あくまで目安としてご覧ください

返済期間
金利 20年 25年 30年 35年
1.0% 4,599円 3,769円 3,216円 2,823円
1.1% 4,644円 3,814円 3,263円 2,870円
1.2% 4,689円 3,860円 3,309円 2,917円
1.3% 4,734円 3,906円 3,356円 2,965円
1.4% 4,780円 3,953円 3,403円 3,013円
1.5% 4,825円 3,999円 3,451円 3,062円
1.6% 4,872円 4,047円 3,499円 3,111円
1.7% 4,918円 4,094円 3,548円 3,161円
1.8% 4,965円 4,142円 3,597円 3,211円
1.9% 5,012円 4,190円 3,646円 3,262円
2.0% 5,059円 4,239円 3,696円 3,313円
2.1% 5,106円 4,287円 3,746円 3,364円
2.2% 5,154円 4,337円 3,797円 3,416円
2.3% 5,202円 4,386円 3,848円 3,469円
2.4% 5,250円 4,436円 3,899円 3,522円
2.5% 5,299円 4,486円 3,951円 3,575円
2.6% 5,348円 4,537円 4,003円 3,629円
2.7% 5,397円 4,588円 4,056円 3,683円
2.8% 5,446円 4,639円 4,109円 3,738円
2.9% 5,496円 4,690円 4,162円 3,793円
3.0% 5,546円 4,742円 4,216円 3,849円

(元利均等返済)

表を確認して頂けましたか?

借り入れ金額の計算式は、

①で出した金額÷【表/該当の数字】×100万円=借り入れ金額

となります。

 

たとえばY様の場合、

元利均等返済、金利1.0%、35年ローンで計算した場合(表に色をつけています)、

9.5万円÷2,823円×100万円=約3,365万円

となりますね。

 

「金利」は金融機関やプランによって異なりますので、

各金融機関のHPなどでご確認ください。

ローンについては前述の通り別記事で触れたいと思いますので、

ひとまず、機械的に上記の表を参考に計算してみてくださいね。

お急ぎの方は、実際にご来店頂ければ適切なアドバイスをさせていただきます!

 

 

④自己資金を検討

家づくりの費用は、全額を銀行から借り入れる必要はありません。

お手持ちの貯金やご両親からの支援金などの自己資金を使うことももちろんできるのです。

計算式は簡単で

(現在の貯蓄額+親御さんからの援助など)-手元に残すお金=自己資金

ですね。

手元に残すお金は多ければ多いほど安心ですが、

不測の事態が起こった場合に備えて、最低でも月の生活費×6か月分は手元に残しておくことをオススメします。

 

Y様の場合は、

貯金の500万円は手元に残し、親御さんからの援助資金500万円を自己資金として投入

ということになりました。

 

Y様はご自身たちでマイホームのために貯金もされていましたが、

せっかく親御さんからのご支援があったのですから、

まだ幼いお子さまにもこれからお金がかかることを考え、

貯金500万はそのまま手元に残しておかれては?とご提案させていただきました。

 

一般的に、無理のない資金計画のためには

総予算の20~30%程度用意するといいと言われています。

貯金がたくさんある方はそこから出してもいいですが、

手元に残すお金を考慮し、無理のない計画にしましょう。

 

 

⑤家づくりの総予算(目安)を決める

さて、これらの各ステップを順に踏むことで、

家づくりの総予算が算出できます。

つまり、

借り入れ金額+自己資金=家づくりの総予算

ですね。

 

Y様の場合では、

3,365万円+500万円=3,865万円

が家づくりの総予算となります。

 

Y様ご夫婦は、住みたいエリアが明確で、なおかつ

ご来店時から一貫して「ウッドデッキ付きの庭」と「充実した各所の収納」をご希望されていました。

目安となる予算を最初に定められたことで、その予算内で夢を叶えられる住宅会社をスムーズにご提案できました。

 

家づくりを考え始めてから最初に予算が決まると、

その予算をもとに、どのような家が実現可能なのか計画が立てやすくなりますね。

自分たちでは「無理だろうな~ 😓」とぼんやり思っていた理想も、

実は意外と手に届く範囲だったり、

あるいはどうしても譲れないこだわりに対して予算が届かない場合も、

あらかじめ”知っておくこと”で別の対策ができるかもしれません。

 

マネープランの進め方まとめ!

今回はマネープランの進め方をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

 

例にあげたY様は、

ご自身の貯金に加えて親御さんからの資金援助があったこと、

そしてカウンターとの連携により、土地も思っていたより費用を抑えることができたことで、

結果、返済負担率20%以内に抑えた3,480万円(内自己資金500万円)と、

無理のないマネープランでの家づくりを実現されました✨

 

とはいえ、Y様の場合はあくまで一例です。

たとえば自己資金を設けられないという方もいらっしゃるでしょうが、

自己資金0円で家づくりを成功されている方もたくさんいるのです!

 

ハウジングこまちカウンターでは専門のスタッフが

お客様に合わせたマネープランを算出、

ご希望にそった家づくりが出来るよう全力でサポートいたしますので、

ぜひともお気軽にご相談くださいね

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております♩

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