この記事の内容をざっくりと説明すると…
・資金計画や住宅会社選びの不安
・ハウジングこまちカウンターを利用して得られた安心
・信頼できるプロを頼り実現した快適な住まい
お客様インタビュー第3回目は、2019年8月に新潟市西蒲区で新築をしたT様のお宅。
奥様のご実家の敷地内で、母屋の脇にあった細長い空きスペースを活用し、そこに家を建てました。
敷地を共有して立つ2軒の家は、文字通り目と鼻の先。家を別に持ちながらも、互いに助け合えるのが敷地内同居のメリットです。
2月下旬の週末に、ご主人と奥様、そして2歳になったばかりのお子様の3人で暮らすT様邸に伺い、インタビューをさせて頂きました。
(インタビュアー/Daily Lives Niigata 鈴木亮平)
ハウジングこまちカウンターを利用した理由
――家を建てようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
ご主人:30代半ばを過ぎ、周りの同世代が家を建て始めた時期で、自分たちもそろそろ考えようかなと思ったのがきっかけですね。
結婚してから3年くらいは新潟市西区のアパートに住んでいたんですが、子どもが生まれるタイミングで妻がこちらの実家に戻ったんです。その後、私も半年くらいこちらから通勤する生活をしていて、アパートには週1くらいしか帰らなくなってしまって…。それはもったいないな、というのもあり、同じ敷地内に家を建てることになりました。
――ハウジングこまちカウンターはどのようにして知りましたか?
ご主人:情報収集をするために、住宅情報誌の「ハウジングこまち」を買って読んでいたんです。でも、たくさん載っている住宅会社からどこに頼んでいいか分からなくて…。そうしたら、本の中にハウジングこまちカウンターの紹介があってアドバイスを頂けるということだったので、まずは相談をしてみようと思い電話をしました。家が完成する1年前、2018年の夏でしたね。
ハウジングこまちカウンターを利用するメリット
――カウンターではどのような相談やお話をしましたか?
ご主人:ハウジングこまちカウンターの廣瀬さんにこちらまで訪問をして頂いたのですが、資金計画の考え方が分からなかったのでその相談と、どういう家をつくりたいかヒアリングを受けて相性診断をして頂きました。
廣瀬さん:当時、「この敷地に、本当に家が建てられるのか?」ということも心配されていましたね。土地を見てほしいという相談も含まれていたので、訪問をさせて頂きました。
以前勤めていた建築会社でも同じような事例があったので、「建ぺい率などの法規的なことがあるため住宅会社さんに現地調査をしてもらう必要はありますが、おそらく建築できると思いますよ」とお伝えしました。
ご主人:そうですね、それでひと安心したのを覚えています。
奥様:あと、やはり資金面が心配でしたね。どれくらいお金がかかるのか、借りられるのかが分からず不安だったんですが、廣瀬さんに概算を出してもらって、具体的な予算のイメージをすることができました。
廣瀬さん:現状のお話を伺いながら、年収に対してどれくらい借り入れできるかということや、月々の返済額がどれくらいだったら心配ないかということを目安としてお伝えしました。
ハウジングこまちカウンターを利用し、信頼できるビルダーと出会う
――ハウジングこまちを読んで、気になる住宅会社さんを絞り込んだりもしていましたか?
ご主人:写真を見ていいなと思う会社や、性能に力を入れている会社のページにふせんを貼っていました。
価格も大事なんですけど、ちゃんと冬暖かいとか、地震に強いとか、性能や機能が優れている家を建てたかったんです。廣瀬さんに相談して、提案をして頂いた会社は、事前に気になっていた会社とわりと一致していましたね。
廣瀬さん:土地が狭小地ということもあったので、設計力・提案力があって、性能にも力を入れているビルダーさんを中心に紹介をさせて頂きました。システムを用いながら合計5社をリストアップし、その後、アサヒアレックスさんともう2社さんを見られたいということで、私の方でおつなぎさせて頂きました。
――最終的にアサヒアレックスさんに依頼をしましたが、決め手は何だったのでしょうか?
ご主人:アサヒアレックスさんともう1社さん、それぞれのモデルハウスや見学会に何度も足を運びながら、ずっと決めかねていたんです。アサヒアレックスの営業の遠藤さんも、もう1社の担当の方もどちらもすごく良くしてくださったので、どちらを選んでも後悔しないと思っていたくらいで。
でも決め手は、アサヒアレックスさんの見学会に行った時に2階の床を強めに踏みながら歩いても音がほとんど気にならなかったことですかね。あと、アサヒアレックスさんの施工中の家を見せて頂いたんですが、コンセント周りの断熱材の処理を丁寧にして気密性を高めるなど、施工がしっかりしていることが分かったことも決め手の一つでした。
奥様:アサヒアレックスさんに決めるまでは相当悩んでいて、廣瀬さんに再度相談に行きましたね。
廣瀬さん:「どちらも本当に良くて…」とLINEでのやり取りでもずっと悩まれていましたよね。再来して頂き、一緒に資金計画書やプランを見比べたりしてT様にとって最善の選択ができるようにお話しました。「アサヒアレックスさんにしようかな…」とお気持ちがだいぶ固まった時点では、まだ予算を少し上回る提案内容だったので、遠藤さんに予算を超えないような提案を再度していただくように私の方からも依頼しました。
奥様:それで、最終的には太陽光発電やベランダをプランから取り除きながらバランスをとって、安心できる金額にまとめることができました。
高い断熱性能を持つ、暖かく快適な家を実現
――間取りはどのように決めていったんですか?
ご主人:実は私たちの方から要望を伝える前に、この土地に合わせたプランをアサヒアレックスの設計担当の佐藤さんからご提案頂いたんです。パース(立体的な絵)も出して頂けたので、すごくイメージがしやすかったですね。動きやすく使いやすそうな間取りで、プロが考えたという安心感もあり、ほぼそのまま進めていきました。
奥様:風水を調べたら水回りが鬼門にあったので、後からそこを変えてもらったくらいですね。
南向きの日当たりのいい2階リビングからは、弥彦山の隣の多宝山が望める。
4畳の洗面脱衣室はタイル張りの壁がおしゃれ。間接照明付き。
ご主人:実際に暮らし始めてからも、「間取りをこうしておけば良かった」と思うことはありません。すごく快適に過ごせています。キッチンがリビング・ダイニングから少し離れているので、調理のにおいがこちらに来ないのもいいですね。
――造作家具や内装などはどのように決めていきましたか?
奥様:生活感を出さない暮らしがしたかったので、なるべくしまえるものはしまっておきたいと思いました。最初はダイニングに造作のデスクを付けることを提案されたんですが、雑誌や物を置いたりして散らかっていくだろうからと、そのデスクは隣の納戸の中に付けてもらうことにしたんです。
廣瀬さん:お子様がまだ小さいにも関わらず、収納を上手に活用し、すっきりと暮らされていますよね。ミニマムな暮らしで素敵です。
ご主人:余計なものは置かないようにしていますが、リビングのコーナーにL字型のソファを置きたいんですよね。ただ、隣が階段で子どもが登ると危険なので、もう少し大きくなってからにしようと思っています。
奥様:メインの壁紙をグレーにしたんですが、これはアサヒアレックスの社員の方の家で使われていたものなんです。落ち着いた感じがすごくいいなと思い選びました。
ご主人:あと、キッチンは最初の提案では吊り棚があったんですが、高い場所に入れた食器を使わなくなりそうなので、それはやめて飾り棚にして頂きました。それで少し金額を抑えることもできましたね。
ご主人はギター、奥様はクラリネットの奏者で、夫婦ともに音楽好き。地元の職人につくってもらったというギター型のカッティングボードは、ワインのおつまみを載せるのに使っているそう。
奥様:あと、これは設計の佐藤さんから聞いて影響を受けたことなんですが、建具には本物の木ではない木目調プリントのものを使わないようにして、白を中心に選んでいきました。
廣瀬さん:家具やファブリックなどのインテリアで色も増えるので、空間がシンプルにまとまっているのがいいですよね。
1階の10畳の子ども部屋は、2間に仕切ることもできる。
――実際に暮らしてみて住み心地はいかがでしょうか?
ご主人:冬でも家の中がすごく暖かいですね。2階のエアコンを中心に使っているんですが、日が出ると気温が上がっていくので、今はエアコンを止めています。引き違い窓を使わないことで、気密性が高められているのも特長ですね。
あと、空気の乾燥を抑えるために、洗濯物をリビングで干すことも多いんですが、すごく乾きやすいですよ。1階の日が当たらない場所でもよく乾くんです。
奥様:ここに住んですごく快適に暮らせています。朝起きる時も暖かいですし。
1階の寝室。ベッドから息子さんが落ちないようにヘッドボードを足元側にしている。
――最後に改めてハウジングこまちカウンターを利用して良かったことを教えて頂けますか?
奥様:自分たちで情報誌を見ながら気になる会社を絞っていましたが、さらに相性診断をしてもらえたことで、会社選びに掛ける時間を短くできました。そもそも、すぐに展示場に行っても、どこの会社さんも自社のいい部分しか話さないでしょうから、判断するのは難しいと思うんですよね…。
ご主人:いろいろなアドバイスを頂けたことが役立ちましたね。住宅会社さんと打ち合わせを進めている時も、「これってどうなんだろう?」と疑問に思ったことをLINEで聞くと客観的に答えて頂けたので、安心して進めることができました。
「ハウジングこまち」をふせんを貼りながら読み込み、ハウジングこまちカウンターを訪れたことで、確信を持って住宅会社を絞り込むことができたT様ご夫婦。家づくりを進めている最中に湧いてくる不安や疑問も解決することができたといいます。
専門書を読んで住宅の知識や判断力を培うこともで大事ですが、誰もがそこに多くの時間を掛けられるものでもありません。LINEで気軽に連絡を取り合えるハウジングこまちカウンターのスタッフは、頼れる友人のように寄り添ってくれる存在です。